知覚過敏と頭痛
知覚過敏と頭痛という二つの症状に悩まされているなら、歯ぎしりが原因になっているかもしれません。
歯ぎしりをしない人と比較して、歯ぎしりをしている人のほうが、頭痛の症状が出やすいと考えられています。
男性と比較すると女性のほうが歯ぎしりに関係した頭痛に悩む場合が多いようです。
一部には、頭痛と知覚過敏の症状を感じているにも関わらず、歯ぎしりはしていないというケースもあります。
そうはいっても、ひょっとすると自分だけがわかっていないだけであって、寝ている間に歯ぎしりをしているのかもしれないため、家族などに聞いてみましょう。
強く頭が痛むようなら、群発頭痛であることも調べてみたほうが良いかもしれません。
群発頭痛は、目の奥がえぐられるような強烈な痛みを感じる症状で、その激痛は針が目玉に突き刺さったかのような痛みと例えられるくらい強いものです。
じっとしていられないくらい目に激痛が走るだけでなく、歯痛もある場合がありますが、この場合の歯の痛さを知覚過敏と思う人がいます。
頭痛と歯痛を感じるので知覚過敏ではないかと判断したところで、良い治療法を探すことは難しいでしょう。
群発頭痛を治すためには、頭痛を治すことが重要なのですが、通常の頭痛と比較して患う人が少ないこともあり、しっかりした知識のある専門医に見てもらわなくてはなりません。
頭痛外来を備えた病院で診察を受けたりして、適した治療方法を探し出しましょう。