知覚過敏の歯ぎしり
知覚過敏になる率が高いと言われているのは歯ぎしりの癖が出てしまう人ですが、歯ぎしりに関しては専用のマウスピースを使用することにより案外早く対処できます。
とはいえ、気をつけなければならないのが、日々の生活の中に支障がある人です。
特に、正しい歯磨きの方法を知らない人が多数いるようですので、自分自身を振り返ってみましょう。
良い歯磨きの方法は、柔らかいタイプの歯ブラシで小さく振動させて磨いていくやり方です。
歯にあるエナメル質にヒビが入ると知覚過敏になってしまうのですが、歯ブラシを大まかに動かして磨いた際に、エナメル質が傷つく恐れがあります。
忙しい人のほうが知覚過敏の症状を感じやすいようですが、これは、急いで歯磨きをする傾向があるため、思わず力が入っていることが原因のひとつでもあるようです。
それから、食後すぐに歯を磨いたほうが良いと考えるかもしれませんが、酸性の食べ物を食した場合は時間を空けて歯を磨いたほうが良いです。
酸は歯を柔らかくしてしまうため、果物を始めとする酸が豊富な食品を食べて間もないうちに歯を磨いてしまえば、柔らかい歯が歯ブラシで削られてしまうことになりかねません。
酸性の食事のあとは、まず水で口の中をゆすいで中性に変えてから歯を磨くようにしましょう。
そのほか、歯に歯垢がすぐに付いてしまう人は、歯垢のせいで歯に傷がつき、知覚過敏になりやすいので、きちんと歯を磨く必要があります。