知覚過敏の予防
大抵は、知覚過敏が生じてから治療を考えるものですが、予防できればそれに越したことはないでしょう。
予防処置に大切なポイントは3点挙げられます。
一番目として、歯ぎしりをする癖、噛みあわせがずれているのでしたら、それらの治療を行うということです。
それから、正確な歯磨きを覚えて、歯に要らないストレスをかけることなく清潔な歯を保つということです。
最後は、取り入れる食品に気をつけるということが、知覚過敏にならないようにする大事なポイントです。
取り入れる食品に気をつけるというのは、熱いものや冷たいものを摂らないということではありません。
考えるべき点は、酸が多い食品は大量に摂取しないように心がけるということです。
代表的なものでは、炭酸飲料やお酢の入ったもの、スポーツ飲料やワイン、そしてフルーツなどには、歯を溶かす働きがある酸が詰まっています。
お酢やフルーツなどは、健康のために積極的に取り入れる人が多いのですが、そのようなこともあり、健康を考えている人には知覚過敏になる人が多くいるということもよく知られたことです。
酸性のものを口に入れるときは、時間をかけることなく飲み込むようにしたほうがいいでしょう。
それだけでは安心できませんから、食べ終わったら口をすすぐようにして、歯に酸がついた状態を続けないように気をつけましょう。
寝る前に晩酌をしている人は、お酒の中の酸によって知覚過敏が引き起こされる場合もあります。
眠る前には飲まないようにしたり、お酒を全部飲んだら他のときと同じで口をすすぐようにして注意してください。