知覚過敏用の歯磨き粉
知覚過敏かもしれないと疑った場合、可能な限り早い段階で歯医者に診てもらいましょう。
でも、予約がなかなか取れない場合や、多忙で病院に行く時間がないという場合も多いでしょう。
そのような場合には、ドラッグストアやスーパーにも並べられている知覚過敏用の歯磨き粉を試してみるといいでしょう。
とはいえ、症状が軽い場合は効果的ですが、症状がひどい人になるとただ歯磨き粉を用いるだけで痛くなくなるとは期待できないでしょう。
治療法も各種ありますが、とりあえず最初に実施されるのが薬を塗りつけることです。
エナメル質と同じ働きをする薬を塗れば、温度差のあるものを食べても、歯にある神経に刺激が伝達されにくくなります。
症状が悪化した場合は、レーザー治療や神経を抜くような治療も行われるのですが、この頃の傾向だと即座に神経を取ることはしないで、できる限り痛さが和らぐように治療を施していきます。
あとは、知覚過敏の最大の理由はエナメル質が傷つくということが挙げられますが、その原因として挙げられる歯ぎしりを防止する方法も、治療の仕方の一つに数えられます。
歯ぎしりをなくすのに何よりもシンプルな手段というと、睡眠の前にマウスピースをつけて寝るという手法になります。
これを使えば、すぐさま歯ぎしりをすることはなくなるので、エナメル質の損傷を防ぎます。
歯科医で相談の上での治療になりますが、症状が和らがないというときは別の歯科医院で診てもらうことも検討するといいでしょう。