知覚過敏の原因
冷えた飲み物を口に含んだときに、歯にキーンとした痛みがある場合、知覚過敏の恐れがあります。
知覚過敏はいくつかの原因によって引き起こされますから、自分はどのタイプなのか、確かめておきましょう。
要因を把握しておくことにより、事前に防ぐこともできるのですが、最大の要因とされるのが、エナメル質という歯の表面部分に傷やヒビができてしまうことです。
どうして傷ついたりヒビ割れたりしてしまうのかというと、歯ぎしりをしたりきちんとした噛み合わせができていないことも要因になります。
誰かに教えられて睡眠中に歯ぎしりをしていることがわかったという人は、歯ぎしりが影響していると思っていいでしょう。
目覚めている時に歯ぎしりをしてみると、随分力が必要であるという点から理解できるとおり、歯ぎしりをよくする人の歯というのはとても悪い影響が及んでいるものなのです。
適した治療を実施して噛み合わせを正常にするなどして、歯ぎしりを行う起因を取り除くようにしましょう。
さらに、人間が摂取する食べ物や飲み物というのは酸の入ったものが多数存在していますが、それらの酸がエナメル質に影響を与えている可能性もあります。
知覚過敏の要因として歯周病も挙げられますが、歯周病予防になると思って歯磨きをしすぎている人もおり、そうしたことも知覚過敏の一因と考えられます。
もとより、適切な磨き方であれば問題を招くことはありませんが、何十分も歯磨きに時間をかけてしまう人もいるようです。
それは、逆に歯を傷つける原因になるので、配慮しましょう。